269:
わたしが目を閉じて呼吸を整えていると、
お兄ちゃんはわたしの頬にちゅっと口づけして、体を横にずらし、
わたしの隣に寝そべりました。
わたしはお兄ちゃんに腕枕をされて、髪を撫でられました。
「疲れたか?」
「ううん、だいじょうぶ」
「このまま……眠ってもいいんだぞ?」
「……え? でもお兄ちゃん、まだ……」
「俺はいいさ。お前にはまだ、これ以上は早いような気がする」
わたしばっかり良い気持ちにしてもらっただけで終わるのは、
どうにも納得がいきませんでした。
「早くない。わたしもう……生理だってある。
お兄ちゃんも、今のわたしと同じ年のとき……その……
エッチしてたでしょ? Cさんと」
お兄ちゃんがハッ、と息を呑むのがわかりました。
「……やっぱり」
「いや……その……コンドーム無いし、子供ができたら困るだろ?」
「今日は安全日」
そうわたしが断言すると、お兄ちゃんは絶句しました。
「いやなの……?」
わたしは伸び上がって、さっきされたのと同じように、
お兄ちゃんの耳をかぷっと口に含みました。
「やめろっ、くすぐったい」
わたしはやめませんでした。少ししょっぱい味がしました。
耳から首筋までぺろぺろ舐めながら、右手を下に伸ばしました。
手のひらにぐにゃっ、とした手応えがありました。
湿った柔らかいフランクフルトソーセージのようなものを、握りました。
うわあああ、と内心動揺しながら、ふにふに手を動かしてみると、
お兄ちゃんに手首をきつく掴まれました。
「そんなこと、しなくていい!」
お兄ちゃんの厳しい声に、わたしはすくみ上がりました。
「……お兄ちゃんと同じこと、しただけなのに……」
泣きそうな声でわたしがそう言うと、手首を締め付ける力が抜けました。
あそこを握る力をふにふに入れたり緩めたりすると、
わたしの手のひらの中で、だんだん大きく硬くなっていきました。
「握ったまま、こう動かして」
お兄ちゃんの大きな手が、わたしのこぶしを包んで、上下させました。
わたしの手のひらの中で、かちかちになったものが、ぴくぴくしました。
「お返しだ」
その感触にわたしがすっかり気を奪われていると、
お兄ちゃんが屈み込んで口づけしてきました。
それだけでなく、わたしの股間にまたお兄ちゃんの指が……。
そのうちに、なにがなんだかわからなくなってきました。
舌を絡めながらお兄ちゃんは体を入れ替えて、上になりました。
お互いに背中に手を回して、しっかり抱きしめ合いました。
「○○……力抜いて。足、開いて」
足の力を緩めようと意識しても、なぜか思うようにいきません。
緊張の抜けない太股を少し開くと、お兄ちゃんの膝が割って入りました。
わたしは足を大きく開いて、お兄ちゃんの腰を挟む体勢になりました。
わたしのあそこに、お兄ちゃんの先端が当たりました。
お兄ちゃんは上体を前後に動かして、先端を小刻みに滑らせました。
「あっ、あっ、あっ……」
わたしは緊張と興奮との極致に達して、
切れ切れに、言葉にならない声を吐き出すだけでした。
お兄ちゃんはわたしの肩と背中に回した手を、撫でるように動かしながら、
わたしの耳に囁きました。
「力、抜いて……」
力を抜こうとすればするほど、余計に体が固くなってしまいます。
わたしは途方に暮れました。
「痛かったらやめるから」
「いや」
お兄ちゃんはわたしの体をがっちり掴んで、身動きできないようにしました。
先端が、入ってきました。
わたしは……覚悟していたはずなのに、覚悟が木っ端微塵になりました。
想像を絶する純粋な痛みに、股を引き裂かれるようでした。
わたしは全身の力のありったけで、身もだえして、上に上に逃れました。
ベッドのヘッドボードに、頭が当たりました。
「あああああ……」
うわー、エッチだなぁ
2015-05-03 10:13:31 (9年前)
No.1
( ;´Д`)
2016-03-04 18:02:36 (8年前)
No.2
2016-05-03 18:57:34 (8年前)
No.3
妹とのラブ(愛)がわかる~
2016-08-24 21:20:28 (8年前)
No.4
キッモ!
2016-11-29 23:39:01 (7年前)
No.5
ちがう、なんか
2017-04-06 03:08:03 (7年前)
No.6
(´・ω・`)うーん
2017-04-12 13:25:09 (7年前)
No.7
;)(・д・;)(・д・;)(・д・;)(・д・;)(・д・;)(・д・;)(・д・;)(・д・;)(・д・;д・;)
2017-08-10 10:34:37 (7年前)
No.8